キャリア理論について_第59号
就労支援をさせていただいておりますが、働くことに対してネガティブな印象を持っている方が多いと感じております。
嫌なことも結構あるのですが、それ以上に充実感や満足感も得ることができます。
できる限りポジティブな印象を持っていいただき、就職活動をしていただきたく思います。
そこで、いつになるかはわかりませんが、キャリアに関連する書籍を出したいと思っておりますので、少しずつですが、進めていきたいと思います。
まずは、キャリア理論の整理からしていきたいと思います。
「キャリアの心理学」「働く人の心理学」を参考にさせていただきます。
そこではアプローチとして、5つに分けております。
1.特性因子論(パーソンズ、ウィリアムソン)
2.パーソナリティー(ホランド)
3.状況・社会学的(クルンボルツ、バンデューラ)
4.意思決定論(ジェラット)
5.発達論的(スーパー、サビカス、ホール、シャイン、シュロスバーグ)
カッコ内は理論家となります。
私個人としては、クルンボルツの「計画された偶発性理論」、バンデューラの「自己効力感」、ジェラットの「意思決定論」、スーパーの「ライフ・キャリア・レインボー」、サビカスの「キャリア構築論」、ホールの「プロティアン・キャリア」、シャインの「キャリアアンカー」、シュロスバーグの「トランジション」などの影響を受けております。
また、心理学の視点では、エリクソンの「アイデンティティ」、岡本祐子の「アイデンティティのラセン式発達モデル」、ブリッジスの「トランジション」、アドラーの「劣等コンプレックス」などの影響も受けております。
今後、個別に見ていきたい思います。