読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

キャリアに関連する言葉の整理_第60号

f:id:Koba17:20160617233241j:plain

キャリアに関連する言葉の整理をしたいと思います。

整理というより、ブレストのように出すだけになりますが・・・

 

キャリア権

経験学習

心理的契約

コンピテンシー 

エンプロイアビリティ

同一労働同一賃金

ブラック企業

行動科学

サーバントリーダーシップ

生産性向上

ホワイトカラーエグゼンプション

メンタルヘルス問題

ストレスチェック

AI(人工知能)の驚異的な進歩

非正規労働者問題

モチベーション

人的資本理論(ベッカー)

劣等コンプレックス・優越コンプレック

 

うーん、まだあるような気がしますが、思い出したらまた記載させていただきます。

昨日も少し触れましたが、出版ネタを探しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャリア理論について_第59号

f:id:Koba17:20160616235828j:plain

就労支援をさせていただいておりますが、働くことに対してネガティブな印象を持っている方が多いと感じております。

嫌なことも結構あるのですが、それ以上に充実感や満足感も得ることができます。

できる限りポジティブな印象を持っていいただき、就職活動をしていただきたく思います。

そこで、いつになるかはわかりませんが、キャリアに関連する書籍を出したいと思っておりますので、少しずつですが、進めていきたいと思います。

まずは、キャリア理論の整理からしていきたいと思います。

 

「キャリアの心理学」「働く人の心理学」を参考にさせていただきます。

そこではアプローチとして、5つに分けております。

1.特性因子論(パーソンズ、ウィリアムソン)

2.パーソナリティー(ホランド

3.状況・社会学的(クルンボルツ、バンデューラ)

4.意思決定論(ジェラット)

5.発達論的(スーパー、サビカス、ホール、シャイン、シュロスバーグ)

カッコ内は理論家となります。

 

私個人としては、クルンボルツの「計画された偶発性理論」、バンデューラの「自己効力感」、ジェラットの「意思決定論」、スーパーの「ライフ・キャリア・レインボー」、サビカスの「キャリア構築論」、ホールの「プロティアン・キャリア」、シャインの「キャリアアンカー」、シュロスバーグの「トランジション」などの影響を受けております。

 

また、心理学の視点では、エリクソンの「アイデンティティ」、岡本祐子の「アイデンティティのラセン式発達モデル」、ブリッジスの「トランジション」、アドラーの「劣等コンプレックス」などの影響も受けております。

 

今後、個別に見ていきたい思います。

 

 

 

経営のパラダイムシフト_第58号

f:id:Koba17:20160616002946j:plain

本日は経営管理論の講義を受講しました。

2010年ごろから経営がパラダイムシフトを起こしているとのことです。

そうだったのか!と思いました。

私は、2002年に起業したのですが、リーマンショック前後あたりから集客に苦労し始め、今までのやり方が通用しなくなってきたと思い始めていたころと重なります。

何がパラダイムシフトを起こしたかというと、顧客価値、ビジネスモデル、モジュールとのことです。

何となくは感じてはいたところですが、納得感がありました。これからの講義が楽しみです。しっかりと経営に生かしていきたいと思います。

 

また、課題図書が「イノベーションの法則性」となりますが、そこにも興味深いことが書かれております。

フランスの経済学者トマ・ピケティの著書「21世紀の資本」について触れおりますが、ピケティ氏は、過去200年の長期の時間軸で調査をし、その結果、格差が拡大していること明らかにしおります。今までは、戦後70年程度の分析から、格差は縮小してきたとなっております。この違いは、「考える時間軸」によって真逆の結論が導き出されることもあるということを述べております。

研究とはこういう視点を持つことが必要なんだと再認識いたしました。

職業訓練における就職率のインセンティブについて_第57号

f:id:Koba17:20160614235944j:plain

職業訓練では、就職率に応じてインセンティブが働くようになっております。

雇用期間が4カ月以上の方が60%を超えた場合と、80%を超えた場合にそれぞれ支給されます。

このことは、産業組織論のPrincipal-Agentモデルだと気付きました。

10年以上前はインセンティブなどなく、一律で支給されておりました。ただ、職業訓練の効果をみるためには、就職率が問われるようになりました。

その意識が強くなってきたため、一律で支給されていたものを固定分とインセンティブとに分けられました。

当初は、何らかの形態で就業すればよく、雇用期間は関係なく、55%および75%以上就職していればインセンティブを得ることができました。その後、60%および80%になり、さらに雇用期間が4カ月以上となりました。

その甲斐あって、就職率は徐々に上がってきているように思います。

このことはまさにPrincipal-Agentモデルだと思います。

ただ、一方で、就職率を上げることにも限界があります。なぜならば、就職する気がない人も入ってきてしまうためであります。そうすると、インセンティブのハードルが高くなればなるほど、インセンティブを得ることができないと考え、やっても無駄だと思い、結果的に就職率が下がってしまうことも懸念されます。

 

職業訓練は、労働経済学的な視点だけでなく、産業組織論的なあるいはゲーム理論的な視点も必要であることを認識いたしました。

 

 

 

レモン市場(逆選択)_第56号

f:id:Koba17:20160614021025j:plain

アカロフ(1970)は、「レモン市場」の論文で、逆選択の仕組みを明らかにしました。このことは、昨日触れました「情報の非対称性」という分野を大きく発展させ、2001年にノーベル経済学賞を受賞しております。

 

「レモンは中身が腐っていても外見だけは新しく見えて、良品と粗悪品の区別がつかないことから、品質の悪い中古車をアメリカでは俗にレモンと言い、中古市場では、買い手が良品と粗悪品の区別がつかないという情報の非対称性が存在するため、市場では良品が販売されず、粗悪品のみが選択されるという逆選択の問題が起きる。」

 

この「情報の非対称性」が引き起こす問題として、「モラルハザード」もありますが、どこが違うのでしょうか。

逆選択で起きる情報の非対称性は、経営者能力や中古車の品質などのプレイヤーの「属性」によるものであり、情報を持っている側は知ることができるが自分では選択できない。したがって、逆選択は「隠された情報(hiddenn information)」による問題と呼ばれる。これに対して、モラルハザードにおける非対称の情報は、「努力するかしないか」など、情報を持っている側が選択できる「行動」である。そのため、モラルハザードは「隠された行動(hidden action)」による問題と呼ばれる。

この逆選択を解決する方法として、シグナリングやスクリーニングがあります。

(引用文献「ゲーム理論入門」P418)

 

 

 

情報の非対称_第55号

論文

f:id:Koba17:20160613014521j:plain

「情報が非対称」だと市場の失敗が起こる。

 

経済主体間で情報が非対称に保有されていて、情報が不完全なときには、さまざまな市場の失敗が生じます。

とくに、経済的な取引や契約の対象となっている相手がどのように行動するか監視できない場合や、どんな品質の財かが分からなかったり、相手がどのようなタイプの経済主体であるかが分からなかったりする場合が問題となります。前者のケースは相手の行動に関する不完全情報であり、後者は相手のタイプに関する不完全情報です。

 

引用文献

「大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる」P112

 

産業組織論について2_第54号

f:id:Koba17:20160612011333j:plain

昨日に続き産業組織論(新しい産業組織論)についてみていきたいと思います。

 

昨日は、

「産業組織論とは、経済学的手法を用いた企業行動の分析」

とまとめました。

 

本日は、淺羽(1992)の「競争戦略論と産業組織論の相互作用」を引用させていただき、さらに詳しく見ていきたいと思います。

 

「新しい産業組織論」の特徴として以下の3つをあげております。

1.ライバル企業の反応を考慮したり、ライバル企業に影響を及ぼすような自社の行動を分析する(Comanor=Frech,1984)。

2.既存企業が参入を妨げる、あるいはある企業が競争を有利に進めることができるためには、既存企業と(潜在的)競争者との間になんらかのasymmetry(非対称)がなければならない(Salop,1979;Geroski=Jacquemin、1984)。

3.短期的な最適条件を逸脱したなんらかの資源のコミットメントが必要である(Caves、1984)。

 

この3つを以下のようにまとめております。

「既存企業は、自社の都合の良いように(独占を維持できるように)相手企業の行動に影響を与える(参入をあきらめさせる)。それができるのは、既存企業が事前に生産能力を決定するというasymmetry(非対称性)があり、実際に余剰の生産能力を抱えるというコミットメントを行っているからである。このような特徴を持つ戦略的行動をとることによって、企業は競争優位を獲得することができる。このようにして『新しい産業組織論』は、ある企業の行動に対してライバル企業が合理的に反応した結果、どのような結果が生じるかを示したのである。」

 

 

産業組織論について_第53号

論文

f:id:Koba17:20160610235804j:plain

講義で産業組織論を受講し、まもなくレポート提出日となりますので、少し整理をしておきたいと思います。

 

産業組織論には、「伝統的産業組織論」と「新しい産業組織論」があります。

産業組織論は経済学の分野でありますが、M.E.ポーターは、伝統的産業組織論の考え方を利用して競争戦略論を構築しなおしているので、経営学とも親和性があります。

 

ここでは「新しい産業組織論」ついてみていきたいと思います。

「新しい産業組織論」では、ゲーム理論、数理経済学、厚生経済学の手法を用いて、複占・寡占分析、企業の占領行動、コンテスタブル市場、製品差別に関する分析等を行います。

伝統的産業組織論は、独占や完全競争を分析するのには長けていたが、寡占や不完全競争を分析するのは不得手だった。寡占や不完全競争の世界では、少数のプレイヤーの間の戦略的相互依存関係が重要になるので、この関係を分析するためにはゲーム理論を全面的に採用した新しい産業組織論が必要となった。

戦略的相互依存性,すなわち自己の行動によって競争相手の行動や地位に制約を加えることを通じて,自己に有利な市場結果や市場構造を作り出すことを重視したゲーム理論的分析である。「ゲーム理論的産業組織論」と呼ばれることも多い。

例えば,参入阻止の戦略的な価格理論,新しい研究開発のための戦略的な投資理論や情報の非対称性を考慮に入れた公的規制理論などがある。

 

キーワードとして、以下があげられます。

ゲーム理論、複占・寡占分析、企業の占領行動、コンテスタブル市場、

戦略的相互依存性、価格理論、情報の非対称性

 

つまり、簡単に説明するとなれば、

「経済学的手法を用いた企業行動の分析」

となります。

 

今日はこの辺りまでとし、明日に続けます。

「離職者訓練に関する研究」について_第52号

職業訓練 論文

f:id:Koba17:20160610001552j:plain

JILPT(独立行政法人労働政策研究・研修機構)に、調査に協力した旨をお伝えしたところ、さっそく報告書を送付していただきました。ありがとうございました。

 

さて、まだすべて読み込んでいないのですが、さっと見て興味深いところがありましたので、それについて触れたいと思います。

 

この調査は、職業訓練受講者にも調査に協力をしてもらっており、受講直前に働いていた時の年収と受講後に就職した会社の年収についての質問にも回答してもらっております。

 

 受講前の年収 平均245.1万円 中央値220.0万円 (6212人)

 受講後の年収 平均181.9万円 中央値180.0万円 (3154人)

 

 受講前後の平均値の差は63.2万円、中央値の差は40万円となっており、いずれも受講後の方が年収が下がっております。

 この結果を経済学的な視点で、職業訓練の効果をみるとなると、年収が下がっていることから「効果がない」と判断されてもやむをえない結果となっております。

 この研究の筆者は、パート・アルバイトで就業した方が約3分の1を占めることから、平均値・中央値ともに200万円をきっていると推察しております。

 年収が下がった理由としてはパート・アルバイトが多いためということは理解できましたが、それでは、なぜパート・アルバイトが多いのでしょうか。

 非正規労働者は、全労働者の3分の1以上になっており、その対策の一つとして職業訓練が実施されているものと思っております。

 また、この調査では、訓練施設にも調査をしており、そのうちのひとつに就職支援についても質問をしておりますが、回答した訓練施設(601施設)のうち、89.5%(538施設)が、就職支援の取り組みについて、「就職に効果的なものがある」と答えております。

 このあたりの整合性(つまり訓練施設側は「就職に効果的なものがある」とおもっているが、実体としてパート・アルバイトに就職している方も多く、年収は受講前より下がっている)については、さらに深く調べる必要があるのではないかと思いました。

 

 

 

再度勉強します・・・第51号

論文

f:id:Koba17:20160609000954j:plain

前から気になっていた本を購入しました。

「大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる」

本当にざっと学べそうです。

もうかれこれ20年前以上前に勉強した時は、専門書を使用してだったので、「???」ということもあったのですが、この本は、たとえもわかりやすいので、再度、復習する意味ではとてもよいと思います。

 

P196には、「わが国の労働市場」という章があります。失業には、「循環的失業」と「構造的失業」があるとの説明があります。循環的失業は、景気循環の不況期に増加する失業。構造的失業は、より高い賃金やよりよい労働条件を求めて、人々は職場を移動することにより生ずる失業、つまり雇用が流動化すると構造的失業は増えることになります。

 

このような感じで、さらっと書かれております。先行研究を読んでいると、「あれ?これはどういうことだっけ」ということが出てきますので、辞書代わりに使用したいと思います。

 

 

ブログサイトを変えてみましたが、まだ不慣れなこともあり、今日は短めで終わります。

ちなみに以前のブログは下記になります。

wizard.amebaownd.com